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大地X暮らし研究所
いのち本来のリジェネラティブなあり方を探求し、暮らしで実践していく
辻信一
2023年2月9日
“ムダ活のすすめ” ーいつ、どこで遊べばいいのか
タイから戻って、さっそく近くの舞岡公園の森に行く。二週間前にほころび始めていた梅のつぼみがかなり開いた。あちこちに散らばった白梅、紅梅、そしてロウバイやスイセンを辿るようにして歩く。 舞岡公園。戸塚区から港南区にかけて広がる横浜市立の公園だ。面積は約28.5ヘクタール。...
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信一 辻
2022年10月29日
平和をあきらめない サティシュ・クマール
滋賀、京都、甲府と旅をして、友人たちとの楽しい時を過ごし、多くの美味しいものと美しいものを堪能し、一昨日戻った。事情があって帰宅が遅れたせいで、食事をとる間もなく、パソコンを開き、zen2.0主催のオンライン・イベントに参加した。ゲスト・スピーカーはサティシュ・クマール。わ...
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信一 辻
2022年10月18日
「ビッグピクチャー」の視点から世界経済システムを考察する~ヘレナ・ノーバーグ=ホッジからのメッセージ
以下、ローカル・フューチャーズのメルマガの最新記事より。ヘレナの9分余りのスピーチ抄録は、動画を見ながら、ぼくの意訳を読んでほしい。 辻信一 40年間、私たちローカル・フューチャーズが投げかけてきた「進歩」に対する鋭い問いは、世界中で共鳴を得てきました。日本や韓国から、メキ...
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信一 辻
2022年10月12日
答えはすぐ足元に 映画『君の根は。』に寄せて
本日、10月12日、ドキュメンタリー映画『君の根は。 大地再生にいどむ人びと』の上映運動が始まった。それは、今、ぼくが仲間たちと取り組んでいる大地再生キャンペーンの一環だ。この映画とこのキャンペーンについて、以下、ぼくの思いを述べたいと思う。...
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辻信一
2022年8月23日
暑い、でも頭を冷やそう (2)
明日、久しぶりにダグラス・ラミスさんのお話を伺う機会をいただいた。今、沖縄に住むラミスさんから、世界はどうのように見えるのだろう。今だからこそまたラミスさんの平和学の講義を聞き直したい。ラミスさんの「ラジカル・デモクラシー」について、ガンディーの非暴力抵抗について、聞きたい...
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信一 辻
2022年8月10日
暑い。でも頭を冷やそう。
猛暑が続く。猛暑という言葉は聞き飽きて、聞いても何も感じなくなってしまった。歳時記に並んでいる酷暑、極暑、刧暑、炎暑、溽暑といった季語にも、もう新鮮味がない。炎熱、灼く、熱風、炎ゆ、炎天といった言葉も迫力に欠ける。それらはもうごくありきたりの、そしてダラダラとのっぺらぼうの...
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信一 辻
2022年6月18日
ローカリゼーションの6月(その4) メノビレッジ
12日にオンラインで行われたローカリゼーションデイJAPANにも、去年に続いて登場してくれた北海道、長沼のメノビレッジのレイモンド・明子夫妻。今回は、そのメノビレッジが今年始めた「はたけでCSA」という取り組みを紹介したい。...
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辻信一
2022年6月14日
ローカリゼーションの6月 (その3)
6月21日の「世界ローカリゼーションデイ」に先駆けて、12日に「ローカリゼーションデイ日本」 がオンラインで催された。第一部での五つのキーノート・トークの一つとして、ぼくも話をさせてもらった。その時に使う予定だったパワポがうまく出せなかったので、ここに掲載したい。...
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信一 辻
2022年6月4日
ローカリゼーションの6月 (その2)
夏至の世界ローカリゼーションデイを頂点とするローカリゼーション月間。今年も日本では6月12日にローカリゼーションデイJAPANをオンラインで開催する。 >>申込みはこちら(参加費無料&要事前登録) >>世界ローカリゼーションデイに登録されている国際的な潮流の最新情報はこちら...
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信一 辻
2022年6月3日
6月はローカリゼーション (その1)
夏至の世界ローカリゼーションデイを頂点とするローカリゼーション月間。今年も日本では6月12日に「ローカリゼーションデイJAPAN」をオンラインで開催する。 >>申込みはこちら(参加費無料&要事前登録) >>世界ローカリゼーションデイに登録されている国際的な潮流の最新情報はこ...
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信一 辻
2022年5月2日
リジェネラティブへ (2)
土と農から遠く隔てられた日本人 10人のうち9人が都市に住む日本は、世界でも有数の大都市集中型の国だ。ほとんどの人々は今や土から遠く隔てられている。からだのどこかに泥をつけて帰った子どもを見て、親は大騒ぎをする。その親が土に触れるのも、せいぜい通販で買った園芸用土をプランタ...
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信一 辻
2022年4月22日
新しい物語を語ろう デイモン・ガモーの言葉
前回紹介した『リジェネレーション』という新刊の、俳優・映画作家のデイモン・ガモーによる「おわりに」から抜粋させてもらおう。ただし、一点だけ、最後に出てくる「生物界に急進的な共感を持った」という文の「急進的な」は、ぼくが勝手に、「ラジカルな」とさせてもらった。根源的という意味...
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信一 辻
2022年4月20日
「リジェネラティブ」へ
先日、G E NジャパンのGaia Educationの講座で、「新しい物語を創ろう」と題して話をさせていただいた。そこで、「古くて新しい物語」として、「ガイアという物語」、そして「リジェネラティブ—再生・循環・更新—の物語」を紹介した。...
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信一 辻
2022年4月2日
北海道で農と平和の一体性について考えた
北海道に二週間行っていて帰ってきたところだ。向こうはまだ雪の中。でもこちらは桜が見頃に。そのギャップのせいか、体調が少し狂った 北海道へ行くと、ローカリゼーションの広がり、深まりをひしひしと感じる。特に、ぼくが今注目しているのは、最初の一週間を過ごした長沼、後半の日々を過ご...
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信一 辻
2021年12月11日
マーク・ボイルの言葉(2)
以前、ぼくが書いたマークの二つの著作についての文章(いわゆる書評)を読んでもらいたい。 まずは『ぼくはお金を使わずに生きることにした』(2011) 次に、『無銭経済宣言』(2017)についてぼくが書いた文章である。 世界に自分を、自分に世界を取り戻す方法...
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信一 辻
2021年12月10日
帰り道 マーク・ボイルの言葉
『ぼくはテクノロジーを使わずに生きることにした』という、すばらしい本を読んだ。マーク・ボイルの本はもうこれで4冊読んだことになる。どれも、自伝的な要素の濃い本なので、彼のことはもうよく知っているような気になる。4冊の中で、1冊を選べと言われたら、ぼくはこれを選ぶだろう。この...
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信一 辻
2021年12月1日
再び、三たび、HUMANKIND
11月28日、朝日新聞の「日曜に想う」というコラムで、論説委員の郷富佐子氏が「新自由主義の終わりと性善説」と題する文章を書いていた。そこには、去年英語版で読んで大ファンになって以来、勝手にあちこちで宣伝してきた『HUMANKIND...
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辻信一
2021年11月30日
エレガント・シンプリシティ 「簡素」に美しく生きる
訳者あとがき 2020年3月下旬、コロナ禍の到来とともに、友人たちと一年がかりで計画していたサティシュ・クマール来日講演ツアーを、中止しなければならなかった。4月以降の予定もすべてキャンセルされ、ちょうどそれが自分自身の現役引退という人生の節目だったこともあり、急に目の前に...
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