2024年7月3-4日は、北海道オホーツクの置戸町と美幌町でワークショップを行いました。今回のワークショップでは、大地再生の旅のメンバー以外に、メンバーの招待枠を設け、地域の農家さんが多くゲスト参加していただきました。
1年半前から大地再生に取り組んできたオホーツクのメンバーにとって、2回目の春夏のカバークロップに挑まれている状況を見学させていただきました。今手に入る緑肥の種をバランスよく、生育を予測しながらミックスし、先に育ってほしい種が先行しているか、思った以上に旺盛に育つ品種があったなど、まだまだ試行錯誤ですが、確実に去年の経験が生かされていることを感じました。
種のファミリー(科)をいつく混ぜるか、また同じ科でも2種類以上を混ぜた方がいい理由などを実践されたそれぞれのメンバーから、参加者へ解説をしてくれました。
2日目の午後は、室内での勉強会となり、講師のレイモンドさんからの話、特に菌類のネットワークとセンチュウ抑制の動画を交えた解説は、この地域の農家さんにとっても興味深く受け取られたようでした。その後、ゲスト参加の農家さんひとりずつ質問をしていただき、それに対して、既存メンバーからアドバイスや回答をしていく時間となりました。
この2日間は、大地再生の旅第一期メンバーにって、まさにワークショップのハイライトとなりました。第1回から学んできたことを、自分たちの圃場で実践し、現場で共有し合うことが私たち大地再生の旅のロールモデルであることを実感した2日間でした。
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